大腸がん検診
がん検診をとりまく現状
日本ではがん(悪性新生物)は常に死亡原因のトップにあり「国民病」とも言われ、いまや国民の二人に一人ががんになる時代です。近年のマンモグラフィによる乳がん検診の機運の高まりもあり、がんの早期発見が注目されています。がんを早期に発見することにより、治癒する可能性がより高いこともわかってきています。
医用画像診断の世界でも早期発見に応用できるソリューションが成熟してきました。CTスキャナなど撮影機器の進歩など、医用画像ソリューションの高度化やネットワーク化によって、取得される情報の質は以前にくらべ格段に向上し、さらに比較的容易に取得できる状況が整いつつあります。現在の医療画像ソリューションは、精密検査や質的診断に用いられるだけでなく、検診といったマスを対象とした検査にも応用されはじめています。
高品質の画像が容易に取得可能となったため、医師や技師が取り扱う画像の種類や数が飛躍的に増加しており、その結果医師に求められる責任範囲が拡大しています。一方、日本におけるがん検診の受診率は約18%にとどまっています*1。そのため、国の政策としてがん検診受診率の向上が試みられています*2。今後画像診断装置によるがんの一次検診・二次検診がさらに一般的になるにつれ、スクリーニング受診率が向上し、検査すべき画像の種類や数は今後も増加することが予想されます。
メディックサイトはがん検診の発展のためにCADやCTコロノグラフィの技術を磨き上げています。
日本の大腸がん
大腸がんは欧米において死因の上位に常に位置しています。そして近年は日本国内においても大腸がんが死因の上位に上げられるようになりました。その原因としては、高齢者数の増大や生活様式の変化、特に食生活の欧米化(肉食化)などが考えられています。
しかし、大腸がんはその前段階であるポリープを検出することによって早期発見および早期治療が可能となり、それによって死亡率を改善できる可能性が高いがんであることも知られています。