ITEM2009:第3回CTコロノグラフィ トレーニング レポート

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4月16日、JRC2009に先駆けて、CTコロノグラフィトレーニング・コースが今年も開催されました。このCTコロノグラフィトレーニングは学会前日に行われたにも関わらず50人以上の多くの先生方の参加がありましたが、このトレーニングをメディックサイトもサポートさせていただきましたので報告させていただきたいと思います。今回で3回目の実施となったJRC2009 CTコロノグラフィトレーニング・コースですが、既に恒例となりつつあり、放射線関連職種の先生方の中でもCTコロノグラフィに対する認知度が随分高まってきたように感じますし、参加された先生方も十分に満足できるものだったと思います。

トレーニング終了後のアンケートの回答では、「内容が難しかった」という回答も複数ありましたが、73%の方が「トレーニングコースの内容が良かった」と回答されており、さらに96%の方が「このトレーニングを知り合いにも勧めたい」と回答されていました。また、第四部の症例問題では、MedicReadを操作された方は「CADが相当役立った!」とか、「Zio StationにMedicsightのCADが組み込まれれば完成品になる!」といった回答もあり、CADの有用性も実感していただけたようでした。また、このトレーニングの参加を機にCTコロノグラフィを始められる先生が1人でも多くいらっしゃれば、このトレーニングの意義が大いにあったのではないかと思います。




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    第一部 <欧米・我国におけるCTCの最新情報>
     14:05 - 14:35  飯沼先生ご講演(国立がんセンター)
                  国立がんセンターにおけるCTCの開発状況~海外での普及状況と今後の展望を含めて~

    第二部 <スクリーニングCTCを目指した画像WSによるデモンストレーション>
     14:35 - 14:55 メディックサイト社:2D診断とCADを中心として
     14:55 - 15:15 アミン社:3D診断(VGP: virtual gross pathology)を中心として

    第三部 <画像ワークステーションを用いたハンズオン>
     15:30 - 16:30  ハンズオン

    第四部 <画像ワークステーションを用いた出題>
     16:35 - 18:20 症例問題提示(4題)と出題の回答

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今回のトレーニングは上記のスケジュールで実施されました。今までとは少し形態が違い、ハンズオントレーニングにおいて使用するワークステーション(以下WS)は弊社のMedicRead 15台、アミン社のZio Station 15台の計30台となり、初めて2社のWSを使ったものとなりました。 そのため、それぞれのテーブルでは、4人1グループで2社のWSを1台ずつ並べて両方の特徴を体験できるように工夫されていました。第1回からこのトレーニングに関わってきたメディックサイトとしては、2社以上のWSを使用したトレーニングがようやく実現し、感慨深いものがありました。次回はさらに参加メーカを増やした形でのトレーニングが実施できれば、参加する先生方が自由にWSを選ぶことができ、ハンズオントレーニングをより充実したものにできるのではと期待しています。

さて、トレーニングの内容ですが、日本のCTコロノグラフィの先駆者であり、CTコロノグラフィに関して造詣の深い東海大学の今井先生と国立がんセンターの飯沼先生が例年のように司会進行を担当され、国立がんセンターの森山先生から開会の挨拶をいただいて始まりました。



<第一部>
飯沼先生によるCTコロノグラフィ最新事情で、国立がんセンターにおけるCTコロノグラフィの取り組みや、海外での大腸平坦型病変への注目等を詳細に講演されました。その中にはメディックサイトが国立がんセンターとの共同研究開発で取り組んでいる平坦型病変の検出を目的としたCAD(Computer-Aided Detection、コンピュータ支援検出)の開発状況や、CTコロノグラフィ普及には絶対に欠かせない存在になるメディックサイト開発の炭酸ガス自動注入器についてもお話されました。その他、タギング用バリウムの開発やエレクトリッククレンジング等、CTコロノグラフィのトータルソリューションの構築を目指した取り組みを紹介され、CTコロノグラフィの今後の大きな発展を確約する講演となりました。



<第二部>
2D診断とCADを中心とした読影方法、続いて3D(主にVGP画像)診断を中心とした読影方法について、MedicReadとZio Stationを用いてデモンストレーションが行われました。この後に始まるハンズオントレーニングをスムーズに行うためのデモという形で行われましたが、参加された先生方は熱心に両社のデモをご覧になられていたと思います。

<第三部>
本コースのメインとなる第三部のハンズオントレーニングでは、国立がんセンターから提供された平坦型病変を含むデータを多数使用しており、それだけでも他に類を見ないトレーニングとなっていますが、さらにCTコロノグラフィの経験豊かな講師陣がCADやVGP画像を駆使して読影のレクチャーを行うという豪華なトレーニング内容となっていました。



<第四部>
病変を含む症例が計4問出題され、参加された先生方がWSの機能を駆使して、症例の病変部を各自で指摘する実践的なトレーニングが行われました。この中には病変の検出が困難な症例や、一病変に気を取られると他の病変を見逃してしまうような症例もあり、実際の臨床現場でのCTコロノグラフィの活用をご経験できる内容になっていたように思います。4症例の出題回答後は、国立がんセンター三宅先生より症例の解答と解説がありました。これらをすべて受講された先生はCTコロノグラフィの奥深さと同時にCADの有用性についても感じていただけたと思います。



最後に、参加させていただいた我々メディックサイトにとっても、今回のCTコロノグラフィトレーニング・コースは参加された先生方にCADの有用性を実感いただけるという意味で非常に意義のあるものだったと感じていますが、次回はさらにもっと盛り上げたいという気持ちにすでに変わりつつあります。このCTコロノグラフィトレーニング・コースも3回目を向かえ、日本においてこれだけのCTコロノグラフィトレーニングは他にないと思える内容になってきたと思いますので、今後CTコロノグラフィの実施を考えている先生は次回の参加を是非検討してみてはいかがでしょうか?


<北野浩一>


本トレーニングの模様はインナービジョンさんの「inNavi」にも掲載されておりますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。
inNavi JRC2009速報(外部サイトにリンクします)



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