6月11日(金)~12日(土)に軽井沢プリンスホテルにて第24回腹部放射線研究会が開催されました。また、6月13日(日)には腹部放射線研究会第1回CTコロノグラフィ・トレーニングコース(JSAR CTC-WS)も開催され、その両方に参加してきました。研究会はプリンスホテルの400人規模の大きな会場を使用し、参加者も非常に多く座席の多くが埋まっておりました。また、本会場の隣にはポスター展示とブース展示用の会場もありました。
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研究会の腹部の領域ごとに時間を区切って、様々な症例の検討が行われ、またランチョンセミナー、イブニングセミナー、展示企業プレゼンテーション、そしてクイズ症例の優秀者表彰や打田賞の授賞式等もあり大変盛り沢山の内容でした。
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11日のイブニングセミナーが終わった後、ポスター展示会場にてポスターディスカッションの時間が1時間程取られました。何組かのチームに分かれて、ポスターを展示された先生方が研究内容の概要を発表されました。ポスター出展数は非常に多い中、CTコロノグラフィに関するものは神戸大学の三宅先生のものしかなかったのですが、ちょうどイブニングセミナーで演者をされたばかりの三宅先生が引き続きこちらの会場でもCTコロノグラフィについてご説明をされていました。ポスターは、病変所見を分類ごとにCTコロノグラフィ像、内視鏡像、病理像と並べられており、このまま教科書にしても良いのではないかと思いました。
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CTコロノグラフィのハンズオンも含めたトレーニングとしては、JRCで毎年開催されているトレーニングコースがありますが、腹部放射線研究会でもこの度、第1回目のCTコロノグラフィ・トレーニングコースが開催されました。本トレーニングをリードされたのはJRCのトレーニング同様に東海大学の今井先生と、国立がん研究センターの飯沼先生で、内容もJRCとほぼ同様に非常に盛りだくさんな内容でした。今回ワークステーションを提供されたのはザイオソフト社とINFINITT社、ランチョン共催としてエーザイ社が参加されていました。
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内容としては、前半が講義、後半がワークステーションを用いたハンズオンでしたが、前半ではJRCのトレーニングと少し趣向を変えて、現在CTコロノグラフィを実施している各施設の報告をお話くださり興味深く拝聴できました。ワークステーションのハンズオンの時間では、進行がん、平坦型病変などの症例が例題として出され、参加者が各々ワークステーションで読影した後、回答の発表がありました。特に、INIFINITT社のワークステーション「Xelis Colon」には、Medicsightの「ColonCAD」が搭載されていたこともあり*、通常の例題症例とその回答のプレゼンテーションに加え、Xelis Colonを用いて、実際にCADが病変を検出したかどうかの確認も行われ、改めてCTコロノグラフィの読影の際にCADを使用することの有益性が確認されたと思います。
このようなCTコロノグラフィトレーニングは、欧米では以前から日本以上に活発に精力的に行われています。例えば3日間通してハンズオントレーニングがあり、その間に約50症例もの読影経験を積むことができるなど、実践的なトレーニングになっております。日本でもJRCではCTコロノグラフィトレーニングがここ数年毎年規模を大きくしながら、内容を充実させながら行われておりますが、今回の腹部放射線研究会でもこのようにCTコロノグラフィトレーニングが実施されたことの意義は大きいと思います。今後もCTコロノグラフィに興味をお持ちの先生方が参加できるこのような機会が広がっていけばと思います。
※ ColonCAD™、及びColonCAD™を搭載したワークステーションは、薬事未承認品となります。