<2008.11.28>コンピューター支援検出(CAD)と、疾患の早期発見・診断を支援する画像解析ソフトウェアの開発において業界のリーダー企業であるメディックサイトは、最先端の3D画像表示と解析技術において世界を代表する企業であるザイオソフト社との新しいグローバルパートナーシップを発表致しました。大腸ポリープの検出を目的としてザイオソフト社とメディックサイトの製品を統合し、その製品がザイオソフト社の販売網を通して販売されます。
2008年11月30日から12月5日までシカゴで開催されるRSNA2008(Radiological Society of North America、第94回北米放射線学会)のザイオソフト社の展示ブース(#7957)にて、今回のパートナーシップに基づく最初の製品が紹介されます。
ザイオソフト社は、3Dワークステーションにおけるマーケットリーダーであり、2007年時点で、1,500以上の3Dシステム導入実績があります。現在、ザイオソフト社製品「Ziostation」にメディックサイトのColonCAD™を組み込む作業が共同で行われており、2009年初頭に全世界で販売が開始される予定です。また、米国ではFDAに承認され次第、2009年上半期での販売開始を見込んでおります。
メディックサイトの最高経営責任者David Sammerは、次のように述べています。「ザイオソフト社とのパートナーシップは、現在進めている販売戦略の中でも流通経路の拡大という重要な部分を占めており、今回のパートナーシップによって迅速に世界市場に我々の製品を供給することが可能になります。先日発表されたCTコロノグラフィの米国での大規模臨床試験である「The National CT Colonography Trial (ACRIN6664)」においても、CTコロノグラフィが早期大腸がんを発見するためのスクリーニング手法の1つとして非常に前向きな臨床結果が示されていることから、CTコロノグラフィに対する世界的な需要は今後劇的に増加していくことが予想されます。」
ザイオソフト社の最高執行責任者Mark Koeniguer氏は、次のように述べています。「ザイオソフト社にとっても今回のパートナーシップは、放射線専門医の業務効率や生産性を向上させる優れたソフトウェアに非常に大きな需要がある今が絶好のタイミングだと考えています。このパートナーシップにより、我々の画期的な3DイメージングアプリケーションにメディックサイトのCADおよび画像解析ソリューションを搭載することが可能となり、それは、あらゆる病院の要望を満たす、というザイオソフト社の企業目標につながっています。」
メディックサイト株式会社
〒104-0053 東京都中央区晴海 1-8-8
晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーW 15F
電話 : 03-5144-0801
Medicsight plcは英国を拠点とし、医用画像市場に向けたコンピュータ支援検出(CAD)および画像解析ソフトウェア開発において業界をリードする企業です。メディックサイトのCADソフトウェアは、大腸や肺野のコンピュータ断層撮影(CT)画像上の病巣の可能性のある部位を強調し、疾患の可能性のある部位の特定およびそのサイズの測定を行い、放射線専門医の読影をサポートします。このCADソフトウェアは多様性に富む人口集団から採取された検証済みCT画像データを基にした世界最大のデータベースによって有効性が確認されています。またColonCAD™とLungCAD™は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことができます。
メディックサイト株式会社はMedicsight plcの日本法人として2005年9月に設立されました。国立がんセンターとのCAD分野の共同研究や、日本国内での学会・イベントを通してCTコロノグラフィ・CADの普及活動および販売活動を行っています。
マルチスライスCTスキャナなど高度な放射線画像撮影装置が増えるにしたがい、放射線専門医は難題に直面しています。患者ひとりにつき今までよりもはるかに大量の、かつ精度の高い画像を読影しなければならなくなっています。一人の患者に対して通常行われる数回のCT撮影から得られる画像は1000枚にも及びます。これを1人の放射線専門医が読影したのでは時間がかかるだけでなく、読影からくる疲れのために読み誤りが生じやすくなります。CADソフトウェアは、画像データを解析し自動的に精密検査の対象となる可能性のある部位を強調することにより、放射線専門医の読影をサポートします。CADソフトウェアがなければ、異常や疾患の可能性のある部位が見過ごされるかもしれません。疾患が早期に発見されれば、治療の成功はもとより良好な転帰の確率が高くなります。そのため、CADソフトウェアの存在は診断と患者の管理において必要不可欠と考えます。
メディックサイトのColonCAD™およびLungCAD™ソフトウェアは、高度なアルゴリズムを用いて大腸や肺野のCT画像を解析し、病変の可能性を示唆する部位を自動的に強調して表示します。CADは、小病変および大腸での襞や、肺野での正常な構造や周辺組織によって視野から隠れた領域など、放射線専門医が見落としがちな部位を検出することができます。
これらのCAD製品は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことが可能です。システムに組み込まれると、CADにより自動的に病変部位を検出、解析することで臨床現場の関係者をサポートするだけでなく、三次元再構築画像などの高度な画像表示ができるメリットがあります。臨床関係者はこの技術を使って、初回読影完了後にCADによる所見を表示させる「二次読影」を行うことができます。
メディックサイト社は設立以来、製品の関連分野では世界トップクラスの臨床医と密接かつ継続的な関係を保っており、継続中の製品開発をサポートする臨床での専門知識や熱意のある臨床研究といった恩恵がメディックサイト社にもたらされています。また、世界中の主要な学術機関や臨床研究プログラムと共同で数多くの研究を行い、多様な人口集団を網羅する検証済みCT画像データによる独自の包括的なデータベースの開発を行っています。そのため、メディックサイト社の製品は最高水準に値するとして高い評価を得ています。