<2009.6.29>コンピュータ支援検出(CAD)と、疾患の早期発見・診断を支援する画像解析ソフトウェアの開発において業界のリーダー企業であるMedicsightは、先端デジタル医療画像ツールをリードするAlma IT Systems社(以下、Alma社)とソフトウェアライセンスと販売における非独占的グローバル提携を発表しました。これに伴い、主要マーケットにおいて、Alma社の製品が導入されている多くの放射線診断を行っている施設へのアクセスが可能となりました。
このパートナーシップ契約により、Medicsightが開発するソフトウェア「ColonCAD API 4.0」が、CTコロノグラフィ画像を読影可能な3D画像ワークステーションであるAlma社の最新の大腸用ビューアーに組み込まれることになります。医療画像技術においてスペインでマーケットリーダーの1社であるAlma社の3Dワークステーションやサーバークライアントプラットフォームを通して、この新製品を臨床医やPACSユーザーへ提供することが可能となりました。
Alma社の共同設立者でありCEOであるJacobo Gil de Biedma氏は今回のパートナーシップ契約に関して、次のように述べています。「Alma社はスペインの医療画像ソフトウェアにおけるマーケットリーダーです。我々はヨーロッパや南アメリカにおけるマーケットシェアを急速に拡大しており、CTコロノグラフィに対する市場の需要の高さを知っています。Medicsight社の最新のColonCADアプリケーションを搭載したAlma社の最新の大腸ビューアーを開発できたことにより、我々は顧客に対して、スピーディーで信頼できる完璧な画像技術を提供することが可能となり、Alma社の 3Dプラットフォームはワンストップソリューションとしての地位を引き続き確立し続けることができます。」
MedicsightのCEOであるAllan Rowleyは次のように述べています。「Medicsightは今回のAlma社とのパートナーシップ契約により、理想的な販売機会を得ることができ、ヨーロッパや南アメリカの医療画像マーケットにおける我々の影響力をさらに拡大することが可能となりました。この統合された我々の技術をいち早く市場にお届けできることを楽しみにしています。」
MedicsightのColonCADが搭載されたAlma社製3D大腸ビューアーのデモ品は、バレンシアで開催されているESGAR2009のMedicsight展示ブース(ブース#13)でデモンストレーションが可能となっています。
メディックサイト株式会社
〒104-0053 東京都中央区晴海 1-8-8
晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーW 15F
電話 : 03-5144-0801
Alma社は、医療業界用のコンピュータプログラムのデザインと開発を行う専門家の集団により構成されています。Alma社はバルセロナに位置し、Polit?cnica de Catalunya大学と8年以上もの研究を行い、現在はMedical School of Bernによる協力を得ています。
R&Dとデザインに関わる部署の連携により、Alma社は医療従事者に対して、画像診断や術前計画を各自のPCにおいて快適かつ柔軟に行うことができる最先端のツールを提供しています。
Alma社の最終目的は、あらゆる医療分野へ専用ツールを提供する製品を開発することであり、リアルタイムに同時に治療を行えるようにすることです。Alma社は、SGS United Kingdom Limitedより認証されたISO13485とISO9001に従い、品質管理システムを遂行しています。
Medicsight plcは英国を拠点とし、医用画像市場に向けたコンピュータ支援検出(CAD)および画像解析ソフトウェア開発において業界をリードする企業です。メディックサイトのCADソフトウェアは、大腸や肺野のコンピュータ断層撮影(CT)画像上の病巣の可能性のある部位を強調し、疾患の可能性のある部位の特定およびそのサイズの測定を行い、放射線専門医の読影をサポートします。このCADソフトウェアは多様性に富む人口集団から採取された検証済みCT画像データを基にした世界最大のデータベースによって有効性が確認されています。またColonCAD™とLungCAD™は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことができます。
メディックサイト株式会社はMedicsight plcの日本法人として2005年9月に設立されました。国立がんセンターとのCAD分野の共同研究や、日本国内での学会・イベントを通してCTコロノグラフィ・CADの普及活動および販売活動を行っています。
マルチスライスCTスキャナなど高度な放射線画像撮影装置が増えるにしたがい、放射線専門医は難題に直面しています。患者ひとりにつき今までよりもはるかに大量の、かつ精度の高い画像を読影しなければならなくなっています。一人の患者に対して通常行われる数回のCT撮影から得られる画像は1000枚にも及びます。これを1人の放射線専門医が読影したのでは時間がかかるだけでなく、読影からくる疲れのために読み誤りが生じやすくなります。CADソフトウェアは、画像データを解析し自動的に精密検査の対象となる可能性のある部位を強調することにより、放射線専門医の読影をサポートします。CADソフトウェアがなければ、異常や疾患の可能性のある部位が見過ごされるかもしれません。疾患が早期に発見されれば、治療の成功はもとより良好な転帰の確率が高くなります。そのため、CADソフトウェアの存在は診断と患者の管理において必要不可欠と考えます。
メディックサイトのColonCAD™およびLungCAD™ソフトウェアは、高度なアルゴリズムを用いて大腸や肺野のCT画像を解析し、病変の可能性を示唆する部位を自動的に強調して表示します。CADは、小病変および大腸での襞や、肺野での正常な構造や周辺組織によって視野から隠れた領域など、放射線専門医が見落としがちな部位を検出することができます。
これらのCAD製品は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことが可能です。システムに組み込まれると、CADにより自動的に病変部位を検出、解析することで臨床現場の関係者をサポートするだけでなく、三次元再構築画像などの高度な画像表示ができるメリットがあります。臨床関係者はこの技術を使って、初回読影完了後にCADによる所見を表示させる「二次読影」を行うことができます。
メディックサイト社は設立以来、製品の関連分野では世界トップクラスの臨床医と密接かつ継続的な関係を保っており、継続中の製品開発をサポートする臨床での専門知識や熱意のある臨床研究といった恩恵がメディックサイト社にもたらされています。また、世界中の主要な学術機関や臨床研究プログラムと共同で数多くの研究を行い、多様な人口集団を網羅する検証済みCT画像データによる独自の包括的なデータベースの開発を行っています。そのため、メディックサイト社の製品は最高水準に値するとして高い評価を得ています。