ColonCAD™4.0の大規模な無症候性スクリーニング集団における優れた検出性能結果を10th International Symposium on Virtual Colonoscopyにて発表

病変の早期検出・診断を支援するコンピュータ支援検出(CAD)および画像解析ソフトウェアの開発において業界をリードするMedicsight社は、米国のウィスコンシン大学で実施された最新の研究において非常に素晴らしいCADの研究結果が発表されたとアナウンスしました。この素晴らしい研究結果は、米国 バージニア州 レストンにて2009年10月26~28日に開催された「10th International Symposium on Virtual Colonoscopy」において発表されました。

本研究は、大規模な無症候性のスクリーニング集団を対象に、6mm以上の大腸内ポリープに対する、Medicsight社「ColonCAD™4.0」の検出感度の性能を評価することを目的として行われました。過去に実施されたCTコロノグラフィの研究の多くは、ある程度の結果が期待される症候性の被験者群に対するCADの性能評価にフォーカスしたものがほとんどであり、無症候性のスクリーニング被験者群に対してCADの性能を評価した研究はわずかしかありませんでした。

ウィスコンシン大学の放射線科教授であり本研究の試験責任医師であるPerry J. Pickhardt博士は次のように述べられています。「Medicsight社のColonCAD™4.0は、その優れたCAD単独での検出率と低い偽陽性数の割合により、集団を対象としたスクリーニングプログラムも含めたルーティンでの臨床診療として既に使用できるレベルに達しており、そして極めて大きな価値を臨床診療にもたらすでしょう。」

スクリーニング集団は3,077人の成人(女性1,655人、男性1,422人)、その内、373人の被験者から計607個のポリープが同定されていました。

CADの検出率の結果は以下の通り。



Size of polyps >6mm >10mm
Per patient CAD sensitivity 93.8% 96.5%
Per polyp CAD sensitivity 90.1% 96.0%


Lesion Type Adv neoplasia Cancers Sessile Pedunculated Flat
CAD Sensitivity >6mm 97% 100% 90.5% 93.8% 77.8%
CAD Sensitivity >10mm 96.7% 100% 100% 97.2% 79.3%


偽陽性数は、1体位あたり平均4.7個、中央値3個でした。さらに、内視鏡検査では確認されたものの、放射線医のCTコロノグラフィによる読影では見逃された6mm以上のポリープ(その内10mm以上の大きなポリープも含む)を、ColonCAD™4.0は新たに15個検出しました。




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Medicsight PLCについて

Medicsight PLCは英国を拠点とし、医用画像市場に向けたコンピュータ支援検出(CAD)および画像解析ソフトウェア開発において業界をリードする企業です。メディックサイトのCADソフトウェアは、大腸や肺野のコンピュータ断層撮影(CT)画像上の病巣の可能性のある部位を強調し、疾患の可能性のある部位の特定およびそのサイズの測定を行い、放射線専門医の読影をサポートします。このCADソフトウェアは多様性に富む人口集団から採取された検証済みCT画像データを基にした世界最大のデータベースによって有効性が確認されています。またColonCAD™とLungCAD™は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことができます。


メディックサイト株式会社について

メディックサイト株式会社はMedicsight plcの日本法人として2005年9月に設立されました。国立がんセンターとのCAD分野の共同研究や、日本国内での学会・イベントを通してCTコロノグラフィ・CADの普及活動および販売活動を行っています。


コンピュータ支援検出(CAD)について

マルチスライスCTスキャナなど高度な放射線画像撮影装置が増えるにしたがい、放射線専門医は難題に直面しています。患者ひとりにつき今までよりもはるかに大量の、かつ精度の高い画像を読影しなければならなくなっています。一人の患者に対して通常行われる数回のCT撮影から得られる画像は2000枚にも及びます。これを1人の放射線専門医が読影したのでは時間がかかるだけでなく、読影からくる疲れのために読み誤りが生じやすくなります。CADソフトウェアは、画像データを解析し自動的に精密検査の対象となる可能性のある部位を強調することにより、放射線専門医の読影をサポートします。CADソフトウェアがなければ、異常や疾患の可能性のある部位が見過ごされるかもしれません。疾患が早期に発見されれば、治療の成功はもとより良好な転帰の確率が高くなります。そのため、CADソフトウェアの存在は診断と患者の管理において必要不可欠と考えます。


メディックサイトのCADソフトウェアについて

メディックサイトのColonCAD™およびLungCAD™ソフトウェアは、高度なアルゴリズムを用いて大腸や肺野のCT画像を解析し、病変の可能性を示唆する部位を自動的に強調して表示します。CADは、小病変および大腸での襞や、肺野での正常な構造や周辺組織によって視野から隠れた領域など、放射線専門医が見落としがちな部位を検出することができます。

これらのCAD製品は、3Dビジュアルワークステーションに組み込むことが可能です。システムに組み込まれると、CADにより自動的に病変部位を検出、解析することで臨床現場の関係者をサポートするだけでなく、三次元再構築画像などの高度な画像表示ができるメリットがあります。臨床関係者はこの技術を使って、初回読影完了後にCADによる所見を表示させる「二次読影」を行うことができます。

メディックサイト社は設立以来、製品の関連分野では世界トップクラスの臨床医と密接かつ継続的な関係を保っており、継続中の製品開発をサポートする臨床での専門知識や熱意のある臨床研究といった恩恵がメディックサイト社にもたらされています。また、世界中の主要な学術機関や臨床研究プログラムと共同で数多くの研究を行い、多様な人口集団を網羅する検証済みCT画像データによる独自の包括的なデータベースの開発を行っています。そのため、メディックサイト社の製品は最高水準に値するとして高い評価を得ています。

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